今日のひとネタ

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朝ドラアンコール「ひまわり」終了しました


 BSで朝に放送していた松嶋菜々子主演の朝ドラアンコール放送「ひまわり」終了しました。初めて全部見たのですが、すごく面白かったです。脚本がいいですね。歴代の朝ドラベスト5に入れてもいいと私は思います。

 弁護士ものなので、「そんな簡単なもんじゃない」という人もいるかもしれませんが、そこはそれ。暴走気味のヒロインが弁護士を目指すという単純な話ではなく、家族のドラマがしっかりあって、それぞれがちゃんと構成されていたので6か月飽きさせませんでした。終盤だれる作品が多い中、最終回までしっかり詰まっていたのは評価します。脚本家はさすがです。

 序盤はフジのトレンディドラマかと思うような描き方でしたが、結婚も仕事のキャリアも両方欲しいと言い出すところでヒロインのキャラ設定をしっかり意識付けできたのがナイスです。

 また、そのヒロインの異母弟は複雑な出生の事情があり、しばしば「なんでそんなことするの!」という行動に出るのですが、色々屈折していることを考えると納得感があったりして、そこも脚本家の技。

 朝ドラは長丁場なので、中盤になって「このヒロインってこんな事するような性格だったっけ?」と思う作品にも遭遇するのですが、今回は納得ずくというかちゃんと受け入れられたというか。

 そして、なんといっても弁護士役の奥田瑛二のキャラが良かったです。単に人情のある人権派弁護士というだけではなく、いろんな深みがあるのが絶妙でした。役者さんではこの人の存在がとにかくキーでしたね。

 あとは、父方と母方の二人の祖母も存在感あったし、三宅裕司と川島なお美の夫婦とかドラゴン藤波の名演技(?)とか、あれこれみどころが多かったです。また、夏木マリがナイスバディ過ぎてストーリーが頭に入らなかったという人も一定数いると思われ。

 そして、語りが萩本欽一だったのですが、ヒロインの家の犬の声も兼ねてて、ここもドラマの雰囲気を温かくしてました。この起用もナイスですね。

 ということで、なかなかの名作であったのは間違いありません。これはまた地上波で、できればお昼に再放送すべきと思います。

2026年10月期ドラマの初回レビュー

 見ようと思ってたものは出そろいました。既に三話目まで行っているものもあれば、今週やっと始まったものもあります。そこで今回もまずは初回だけのレビューをやってみます。

◆フジ「救命病棟24時」 主演:江口洋介、松嶋菜々子

 過去シリーズは大体見てます。初回の印象は「面白くないわけではないけど…」という程度。江口洋介のキャラがずっと同じなのは当たり前だけど、突然登場するのもパターンのような。そして、この二人が中心なのはもう無理があるような気がしました。

 

◆フジ「南田南弁護士は天才肌」 主演:芦田愛菜

 自閉症スペクトラムの弁護士ということで、どうなるかと思ったのですが、案外面白かったです。タイトルにあやかるわけではないですが、芦田愛菜ちゃんはやはり天才です。熱演だと思います。ただ、このまま続けて見られるかは不明。

 

◆フジ「kiDnap GAME」 主演:坂口健太郎

 初回だけだとなんだかわからないというのが正直なところ。あちこちで事件が起きてるので、坂口健太郎がどういうキャラでどういう人なのかイマイチわからなかったのは私だけでしょうか。今のところはあんまり…。まあ続けて見ますけど。


◆NHK「会社員」 主演:吉田羊

 これは面白いです。ただ、吉田羊に感情移入するとハラハラしすぎてダメですね。次も気になるし、注目作だと思います。


◆フジ「ポリティカルパン」 主演:石原さとみ

 売れっ子の脚本家だし石原さとみだし鳴り物入りという感じでしたが、確かに面白いです。予想してたのは、毎回政治家の裏金を盗んでチャンチャンという展開でしたが全然違いました。ドラマにかこつけてあれこれ政界の裏側を暴くというか揶揄するのも楽しいですが、やはり脚本と演出が素晴らしいです。石原さとみと河合優実の絡みのところは名場面でした。今後も楽しみです。


◆テレ朝「アナログナース~デジタルってなんなんだよ!?~」 主演:松下奈緒

 結構期待したのですが、松下奈緒が家政婦のミタか女王の教室の天海祐希っぽいのが違和感ありました。別にトラベルナースのキャラを使わんでもと思うのですが、とりあえず続けて見ます。初回はちょっと期待外れ。

 

◆フジ「波うららかに、めおと日和」 主演:芳根京子

 面白くないことはないですが、パターンが同じというか事件が無さ過ぎるというか。ただ、芳根京子は可愛いですね。


◆テレ東「ボーダーズ」 主演:沢村一樹

 結構期待してたのですが、初回はそれぞれのキャラがよくわからずドラマに入り込めませんでした。そして沢村一樹って案外滑舌悪いし、シリアスな感じにならないのがわかったと。一応続けて見ます。


◆TBS「LOST10」 主演:横浜流星

 初回だけだとよくわからず、これが面白くなるかどうかも不明。一応続けて見ます。


◆テレ朝「真田十勇士 SHADOWS OF THE TEN NINJA」 主演:岩本照

 真剣に真田十勇士をやるの?と思ったら、かなりガチでした。私はドラマの「風神の門」のファンだったし、この話は結構好きです。特撮が安易なのが子供向けっぽい感じでしたが、まあ忍者ものですしね。登場人物は「なんで?」という人もいましたが、結構面白そうな人もいて、伊原六花は最後のクレジット見るまで気づきませんでした。


◆日テレ「俺たちの箱根駅伝」 主演:大泉洋

 テレビ局のゴタゴタの話は面白かったです。スポーツものとしては駅伝っていうと、ドラマにするには盛り上げにくいでしょうから、二話以降でどうなるかが注目。原作が池井戸作品なので話は面白いのでしょうけど。

 
◆テレ朝「あにいもうと」 主演:榮倉奈々、赤楚衛二

 なんだかわからないというのが正直なところ。全然事前情報なしで見たから、兄がでてこないとどういう話になるかまったくわかりませんね。一応続けます。


◆テレ朝「はだかんぼうたち」 主演:松田元太

 「どこかでこの感じがあったような」と思ったら、「東京タワー」ですね。これはどういう層を狙ったドラマなのでしょうか。加藤ローサのワッチコンを見たい人がどれくれいいるものかと。ま、初回見たので一応続けますけど、大した話ではなさそうな。(失礼…)


◆テレ朝「もうパパ!」 主演:原菜乃華

 なんかもうちょっと仕掛けがあるのかと思ったら、堤真一がデレデレしてるだけなので、初回の途中でやめてしまいました。原菜乃華は素晴らしく可愛いのですが。もしかしたら続けて見てると面白くなるのかもしれませんが。


◆日テレ「ハイド&シーク 0秒前の彼女」 主演:福士蒼汰

 ちょっと展開が安直というか、命がけの場面なのにゲームやってるような感じで、これは初回でサヨナラ。

 

 ということで、初回だけだと「ポリティカルパン」がダントツ。「会社員」も面白くて、「真田十勇士」も案外期待できます。箱根駅伝は面白くなりますでしょうか。とにかく完走できるドラマが多いことを祈ります。

「俺たちの新日本プロレス」

 日テレで「俺たちの箱根駅伝」というドラマを放送してます。その初回では、中継を行うテレビ局の内紛の話がありました。

 その内容は、編成局長が箱根駅伝中継のテコ入れにバラエティー色を強めるようスポーツ局に求め、中継に人気お笑いタレントを出演させることを勝手に決めてしまったというもの。

 それには現場が猛反発し、スポーツ局のチーフプロデューサーがそのタレントの所属する大手事務所の社長にタレントの出演を断ったことで激怒され、社長は今後所属タレントを一切出演させないと言い出します。

 視聴率獲得のため、スポーツに興味のない層にもアピールしようというテレビ局側の思惑ですが、これを見て思い出したのはたけしプロレス軍団の件。

 詳細を知りたい人はWikipediaでも見てもらうのがいいですが、簡単に言うと新日本プロレスが人気向上のためにビートたけしと手を組もうとしたもの。実際に、年末の新日本プロレス両国国技館大会のリングにビートたけしとたけし軍団が現れ、軍団が連れてきたベイダーと猪木を戦わせろと要求しました。

 当初はメインイベントが猪木と長州とのシングル戦だったため、その強引な要求に客席や大半のレスラーは猛反発。が、その挑戦(?)を受ける形で猪木は長州ともベイダーとも戦うことに。しかし、長州戦の疲労もあってベイダーには3分ほどで完敗。

 これでどうなったかというと、芸人の乱入による不完全燃焼の試合を見せられて怒った客が騒ぎ始め、リングに物を投げ入れたり、客席を破壊したりする暴動が起きました。結果、新日本プロレスは多額の損害賠償を請求され、さらに国技館の使用を禁止されたので翌年の国技館大会が中止。ファンからもテレビ局からの信頼も失って、放送もゴールデンタイムではなくなってしまいました。

 もちろん、これはたけしプロレス軍団が一方的に乱入してきたわけではなく、双方の了解済みのことだったのですが、置き去りにされたのが観客であって、新日側は完全に読み違えたと言えるでしょう。これが1987年の年末のことなので、バブルにまっしぐらの時代でビートたけしにも勢いがあったと思われます。

 いくらそういう時代であったとはいえ、こんな企画をすればとんでもないことになると、誰か止めなかったのでしょうか。そういうのはあちこちで検証されてるかもしれませんが、これを考えると箱根駅伝の中継にお笑いタレントを起用するなんてのはもってのほか!と、「俺たちの箱根駅伝」の初回を見て思いました。結構ムカムカきました。

 私は別に箱根駅伝のファンではありませんが、中継を見てると面白いし、あれは選手の走りをそのまま見せるのが面白いというのはわかります。今回のドラマのような話が本当にあったのかどうかはわかりませんが、バブルの時代だったらありそうな話ですね。

 なお、新日といえばこの時の暴動で放火騒ぎがあったのかと思ったら、それはまた別の時だったのですね。海賊男でしょうか。それを考えると、当時のファンは熱かったし新日も懲りなかったと。とはいえ、放火はあかんやろというのはフランスのデモを見て思いました。(と、また話が飛ぶ)