
朝ドラ「風、薫る」が終了しました。テーマとしては結構期待してたのが「これ、いつ盛り上がるの?」と思っているうちに終わってしまいました。「あかん」「つまらん」と酷評するほどではないですが、もうちょっとやりようがあったのでは?というのが一番の感想。
テーマは興味深いので、時代背景をじっくり描き出して登場人物それぞれの人物設定をしっかりすればというのがそのやりよう。
日本初のトレインドナースを主役にするなら、その当時の医療の状況説明から始まって、看護婦としての勉強とか修業とか社会的位置づけをいかに確立していったかというのをじっくりやって欲しかったと思います。
また、日清戦争で、「おお、いよいよ盛り上がるか」と思ったら、案外あっさりでした。赤痢の流行については結構切迫した感じがあったので、ああいう命がけの看護の現場を描けばもっと盛り上がったかもとは思います。
結局は人物それぞれの描き方が浅くて展開が雑すぎというか、あっさり進めすぎというかそういうドラマでした。やりようによっては大河ドラマにもできそうな話ですのに。
あとは、ナレーターがあまり役をなさなかったのも不満。わざわざ研ナオコを起用した意味はどこにあったのでしょう。演出側はあの占い師の役を面白いと思ったのかどうか。朝ドラアンコールで見た「チョッちゃん」の西田敏行とか、放送中の「ひまわり」の萩本欽一がいい味を出してただけにそこは残念。
なんにしても、これは再放送あっても見ないかなあと思ってます。ただ、上坂樹里が美人なのはわかりました。そういえば、ヒロイン二人とりんの妹、団子屋の店主などはまったく年を取らないという不思議な演出はどういう狙いでしたでしょうか。子供がグングン大きくなったのに。

